欧米をはじめとして世界中の図書館で広く使用されているAACR2は,2010年に改訂されてRDAとなった。名称が変更 になったのは,図書館の所蔵目録を作成する規則から,資源にアクセスするためのツールを作成する規則へとその役 割が変わったためである。内容としては昨今の資料種別の多様化に対応するため,従来の資料種別ごとの章立てから, FRBRの各実体を中心に据えた構成へと大きく変貌を遂げた。さらにその規定の対象は記録するデータそのものに限定 され, データの格納や表示の仕方はそれぞれのシステムに委ねることにより, 多様なシステムに対応するようになった。
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KANISE, T. (2013). From library catalogue to access tools : New horizon of resource discovery by RDA (Resource Description and Access). Journal of Information Processing and Management, 56(2), 84–92. https://doi.org/10.1241/johokanri.56.84
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