Primary stroke prevention by antithrombotic therapy

Abstract

非弁膜症性心房細動(NVAF)における脳卒中発症リスクの層別化と抗血栓療法の適応決定にCHADS2スコアが広く用いられている。Cは鬱血性心不全、Hは高血圧、Aは75歳以上の年齢、Dは糖尿病、S2は脳卒中または一過性脳虚血発作の既往で、S2は2点、その他は1点と計算し、合計点がCHADS2スコアとなる。CHADS2スコア2点以上はワルファリン、0点はアスピリンが適応とされる。非心原性脳梗塞では抗血小板療法の再発予防効果が確立されている。