目的:本研究では,仰臥位と座位で排便時の怒責圧の強さの差異が循環系に及ぼす影響 を検討した. 方法:健康な成人男女 21 人(平均年齢 32.7 {\textpm} 10.1 歳)を対象に,室温 27{\textcelsius},湿 度 50%に設定した人工気候室で実験を行った.被験者は仰臥位および座位姿勢をとり, 1回 15 秒の怒責をかけた.怒責圧は 10,20 および 30mmHg とし,その時の血圧と 心拍数を測定した. 結果:仰臥位と座位ともに,怒責圧が高いほど血圧・心拍数の変化は大きかった.血圧 や心拍数の変化は怒責中のみならず,怒責解除後も怒責圧が高いほど大きかった.また 怒責圧 30mmHg~…
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美香今井, 真理平井, 裕子桑原, 敏岩瀬, 直記西村, 祐樹清水, … 徹也藤井. (2011). 排便時における怒責圧が循環系に及ぼす影響. 日本看護技術学会誌, 10(1), 111–120. Retrieved from https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsnas/10/1/10_111/_article/-char/ja/
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