ソースドメインのデータによって分類器を学習し,ターゲットドメインに適応する ことを領域適応といい,近年さまざまな手法が研究されている.しかし,語義曖昧 性解消(WSD:Word Sense Disambiguation)について領域適応を行った場合,最も効 果的な領域適応手法は,ソースデータとターゲットデータの性質により異なる.本 稿ではそれらの性質から,WSDの対象単語タイプ,ソースドメインとターゲットド メインの組み合わせに対して,最も効果的な領域適応手法を決定木学習を用いて自 動的に選択する手法について述べるとともに,どのような性質が効果的な領域適応 手法の決定に影響を与えたかについて考察する.
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Komiya, K., & Okumura, M. (2012). Automatic Selection of Domain Adaptation Method for WSD using Decision Tree Learning. Journal of Natural Language Processing, 19(3), 143–166. https://doi.org/10.5715/jnlp.19.143
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