History of Eruptions and Volcanic Damage from Sakurajima Volcano, Southern Kyushu, Japan.

  • Kobayashi T
  • Tameike T
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桜島火山の歴史時代における4大 噴火の噴火災害を概観 し,そ の後に噴火史を もとに,先 史時 代の噴火災害の歴史についても総括 した.桜 島火山に特徴的な噴火のタイプとしては,大 規模噴 火とともに断続的なブルカノ式噴火が認められた.歴 史時代の大規模噴火は,1)前 兆現象に引き 続 き,2)プ リニー式噴火が始まり,3)火 砕流(火 砕サージ)を発生させ,4)溶 岩の流出で終わ る,と いう推移をたどっている.噴 火の後には,5)地 盤沈降などが認められた.こ のような大規 模噴火 は17回(~19回)発 生 し,降 下軽石はP1~P17と 名づけられた.な かで も11kaのP14の 噴出量(11km3)は 最大であり,南 九州一帯に降灰被害をもた らした.上 野原遺跡を埋積 したP13 (1.3km3)は それに次ぐ大規模テフラであ り,遺 跡周辺では定住が困難であったと推定された. プリニー式噴火による多量の降灰は田畑や家屋を埋没させるだけでな く,そ の後数年間にわたり ラハールの発生要因ともなっている.特 に降灰量が30cm以 上の地域では,ラ ハールが多発して いる.一 方,ブ ルカノ式噴火では,島 外での大規模な土砂災害は発生 していないが,島 内では降 雨時におけるラハールが多発 した.火 山災害を軽減するためには,ハ ードな対策のみならず,き め細かな防災マップの作成や防災教育に力を入れることが必要である.

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Kobayashi, T., & Tameike, T. (2002). History of Eruptions and Volcanic Damage from Sakurajima Volcano, Southern Kyushu, Japan. The Quaternary Research (Daiyonki-Kenkyu), 41(4), 269–278. https://doi.org/10.4116/jaqua.41.269

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