Abstract
年 10 月 公益社団法人 日本リハビリテーション医学会 理事長 久保俊一 公益社団法人 日本整形外科学会 理事長 中島康晴 一般社団法人 日本足の外科学会 理事長 田中康仁 これまで使用されてきた関節可動域表示ならびに測定法は,日本整形外科学会および日本リ ハビリテーション医学会の協議により 1995 年 2 月に改訂されたものである.しかし,その後 の運用の中で足関節・足部・趾に関する用語の問題が指摘され,日本整形外科学会,日本リハ ビリテーション医学会,日本足の外科学会が検討してきた. 特に「内がえし inversion/外がえし eversion」と「回外 supination/回内 pronation」につ いて国際的な定義と異なっていたため,文献の翻訳や引用をする際にしばしば用語の混乱を生 じる原因となっていた.具体的には,1995 年改訂の関節可動域表示ならびに測定法では, 「内 がえし inversion/外がえし eversion」を 3 平面での複合運動, 「回外 supination/回内 prona-tion」を前額面での運動と定義していたが,英語圏及び英語文献では, 「内がえし inversion/ 外がえし eversion」を前額面での運動, 「回外 supination/回内 pronation」を横断面と矢状面 および前額面の 3 平面での複合運動とするものがほとんどである.そこで,この点を含むいく つかの問題点に対し,日本整形外科学会からの要請を受けて,日本足の外科学会用語委員会が 「足関節・足部・趾の運動に関する新たな用語案」を作成し,日本足の外科学会が承認した (Doya H, et al. J Orthop Sci 2010,15(4) :531-9.) .これが日本整形外科学会に答申され,その 承認を経て日本リハビリテーション医学会に検討が依頼された. その後,日本整形外科学会,日本リハビリテーション医学会,日本足の外科学会の 3 学会に よるワーキンググループで内容をさらに検討し,その最終案に対して,日本整形外科学会,日 本リハビリテーション医学会の各学会でパブリックコメントを募集した.寄せられた会員の意 見をもとに修正を行い,2021 年 7 月にワーキンググループで最終合意に達した.
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日本リハビリテーション医学会. (2021). 関節可動域表示ならびに測定法改訂について(2022年4月改訂). The Japanese Journal of Rehabilitation Medicine, 58(10), 1188–1200. https://doi.org/10.2490/jjrmc.58.1188
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