Abstract
【目的】蛋白代謝、免疫能、脂質代謝の三つの生体指標から栄養評価するCONUT法が知られているが、心不全における栄養評価方法は十分に確立していない。急性心不全患者に対してCONUT法を用いた栄養評価が、短期予後の予測に有用であるか検討した。【対象及び方法】急性心不全で入院となった連続38名に対し、入院時にCONUT法でスコア化 (CONUT score) 及び栄養評価を行い、短期予後との関連性について調べた。【結果】CONUT法により36名 (95%) が軽度以上の栄養障害と評価された。CONUT scoreは感染症合併群、非合併群において感染症合併群の方が有意に高値 (p=0.02) であり、CONUT scoreが高値であると入院期間が長期化していた (p=0.02)。また、軽快退院群は有意に低値であった (p=0.02)。【結論】多くの急性心不全患者が栄養障害を有している可能性がある事が示唆された。また、CONUT法は早期に急性心不全患者の栄養障害をスクリーニングし、短期予後を予測する簡便な方法として有用性があると考えられた。
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規雄鈴木, 圭亮木田, 嘉浩明石, 春樹武者, & 良彦三宅. (2013). 急性心不全患者におけるCONUT法を用いた入院時栄養評価と短期予後に関する検討. 静脈経腸栄養, 28(5), 1083–1090. https://doi.org/10.11244/JJSPEN.28.1083
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