Abstract
1988年8月から2004年8月までの16年間に,当科において15歳以下の小児32症例に全大腸内視鏡検査47回を含む計143回の大腸内視鏡検査を施行した.30例は鎮静剤の静脈投与を用いて内視鏡室で,2例は全身麻酔を用いて手術室でそれぞれ施行した.挿入および観察は無透視一人法で行った.血便症例は22例で,内視鏡施行により15例(68.2%)で出血源の同定が可能であった.全大腸内視鏡検査は試行した47回においてすべて可能であり,回盲部までの平均到達時間は10分22秒であった.成人と同様に腸管洗浄液を用いた場合は前処置の効果は良好となったが,小児での腸管洗浄液に対する受容性は低かった.塩酸ペチジンにミダゾラムを併用した前投薬の鎮静効果はおおむね良好であり,3例の治療を含む全検査で偶発症を認めなかった.小児に対する大腸内視鏡検査は適正な前投薬の使用で安全に施行可能であり,診断および治療に有用である.(著者抄録)
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Kawamura, T., Cho, E., Miyata, M., Sakata, M., Kawabata, H., Kori, Y., … Ashihara, T. (2007). Clinical Evaluation of Pediatric Colonoscopy. Nippon Daicho Komonbyo Gakkai Zasshi, 60(3), 142–145. https://doi.org/10.3862/jcoloproctology.60.142
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