Abstract
透析時血管痛は局所冷却や加温などで対応されるが、不十分なケースも多い。透析時血管痛を呈する3症例に対し、マイクロコーン(ソマレゾン)を用いた耳介治療を行った。症例1は80歳代、女性。透析時のシャント肢の右肩血管痛に対し同側の耳穴(SF-4)を治療し、visual analogue scale(VAS)が74→0となった。症例2は50歳代、女性。透析時のシャント肢前腕痛に対し同側の耳穴(SF-2)を治療し、VASが34→6に減じた。症例3は80歳代、女性。透析中の頸静脈長期留置カテーテル留置側の上腕血管痛に対し同側の耳穴(SF-4)を治療し、VASが78→0となった。いずれも痛みが出現する前に耳介治療を行い、治療開始日より著効が得られた。同様の治療を透析ごとに行うことにより、その後の痛みが予防できた。マイクロコーンによる加療は穿刺を必要としない簡便な治療法のため、透析時血管痛に対する本治療の有効性が広く確認できれば、今後普及する可能性がある。(著者抄録)
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Takeuchi, S., Ohtsuka, Y., Hayashi, T., Nagano, N., Ando, T., & Kobayashi, M. (2017). Effective treatment of vascular pain during hemodialysis with auriculotherapy: a report of three cases. Nihon Toseki Igakkai Zasshi, 50(3), 197–201. https://doi.org/10.4009/jsdt.50.197
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