Abstract
1998〜2000年にドクターカーが出動した心停止700例について,船橋市ドクターカー出動記録を用いて後ろ向きにウツタイン様式に基づいた調査を行った.大規模施設として,ららぽーとスキードームザウス,船橋オートレース場および2箇所の競馬場の4箇所,3施設群を選び入場者数当たりの目撃された心停止の発生頻度についても調査した.その結果,蘇生対象となった心停止は492例発生し,1000名年当たりでは0.45例となり基準を満たさなかった.駅,老人ホーム,診療所では,5年間に1例以上の目撃された心原性心停止は発生せず基準を満たさなかった.大規模施設では入場者100万人当たりの目撃された心原性心停止は0.35〜1.33例の発生があった.全ての施設群で5年間に1例以上の目撃された心原性心停止の発生があり基準を満たした.今回の検討では,千葉県船橋市において地域でPADPを導入することは推奨されなかったが,大規模施設ではPADPの導入が推奨されると考えられた
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Seki, Y., Minowa, Y., Sakaida, K., Kasakura, T., Ito, Y., Kurihara, N., & Kin, H. (2002). Should PADP be Introduced to Funabashi City? Nihon Kyukyu Igakukai Zasshi, 13(11), 718–724. https://doi.org/10.3893/jjaam.13.718
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