Abstract
三浦半島南部に分布する段丘は海食洞窟や考古学資料から約6ka,4ka,3かの汀線や離水が明らかになった.三浦半島に対応する3回の間欠的な地殻変動があったことがわかった.相模湾北東沿岸は顕著な隆起を示し,その背後に「秦野---横浜線」の沈降帯が存在しているが,完新世でその軸方向が南にやや下がり,秦野---大船---金沢八景を結んだ線で捉えられる.大磯丘陵南西部一帯は6.5かに離水したことがあきらかになったが,離水を起こした変動では国府津---松田断層に変異が見られない.6.5ka以降の大磯丘陵の著しい隆起,森戸川低地の緩やかな沈降となっている.小田原は4.5kaに離水,海成層は+5mを越え,明瞭な隆起を示す.伊豆半島では6kaの旧汀線を発見できず,縄文海進は半島北部で4ka,南部で3-2kaまで存続し隆起に転じている.
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Matsushima, Y. (1999). Holocene Crustal Movements around Sagami Bay as Inferred from Holocene Marine Deposits. The Quaternary Research (Daiyonki-Kenkyu), 38(6), 503–514. https://doi.org/10.4116/jaqua.38.503
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