Corrected FIM effectiveness as an index independent of FIM score on admission

Abstract

目的: 入院時の運動FIMスコアに依存しない指標を得るために、FIMスコアが低い場合の機能的自立度評価（FIM）の有効性を補正する。 方法: 回復期リハビリテーション病棟の脳卒中患者計1,101名を対象に調査した。入院時の運動FIMスコアに応じて6ポイント刻みで13グループに分けた。パラメータ「A」は、運動FIMゲイン/（A － 入院時の運動FIMスコア）として計算される運動FIM有効性が約0.65になるように導出された。 結果：運動FIM有効性は、Aが42、64、79、83、87、89、または91点の場合（入院時運動FIMが13～18点、19～24点、25～30点、31～36点、37～42点、43～48点、または49～90点の場合）、入院時運動FIMスコアとは独立した指標であった。 結論：入院時FIMとは独立した補正FIM有効性は、重症度の異なる患者を入院させる病院間の比較に有用である可能性がある。