Abstract
椎茸による食餌性イレウスを経験したので報告する.症例は73歳,女性.急性虫垂炎にて虫垂切除術の既往がある.平成16年7月5日頃より眩暈,悪心,嘔吐を主訴に外来にて輸液加療されていた.7月9日より腹痛を伴うようになり,イレウスの診断にて外科紹介となった.腹部CTにて胃,小腸の拡張を認め,拡張した小腸の先端にairとfatの濃度が混在した塊状物を認めた.消化管異物あるいは小腸腫瘍性病変の嵌頓によるイレウスと診断し,ロングチューブを挿入し保存的治療を開始した.しかし,翌日も症状がほとんど改善しないため,開腹手術を施行した.Treitz靱帯より130cmの回腸に嵌頓した椎茸の笠を摘出した.文献的に種々の食物が原因となりイレウスを引き起こすことが知られているが,椎茸が原因となってイレウスをひきおこした例は,本例以外に過去9例が報告されるのみである.文献的考察を含めて報告する(著者抄録)
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SHIGEMOTO, N., SAKASHITA, Y., TAKAMURA, M., OGURA, Y., KONDO, N., & KIN, K. (2005). A CASE OF ILEUS DUE TO MUSHROOMS. Nihon Rinsho Geka Gakkai Zasshi (Journal of Japan Surgical Association), 66(11), 2712–2715. https://doi.org/10.3919/jjsa.66.2712
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