Abstract
放射線検査室内で発生する転倒転落について、特に患者背景に注目してその原因を調査・分析し、どのような因子が影響するのか、どのように改善すればよいか検討した。日本全国の診療放射線技師が在籍する医療機関に対してアンケート調査を行い、197件の事例を対象とした。転倒転落の原困となった因子としては、患者因子が最も多く125件(63.5%)、次いで操作者因子が32件(16.2%)、環境因子が30件(15.2%)、看護師因子が2件(1.0%)、その他が8件(4.1%)であった。予見可能な事故は患者因子全体の37/125件(29.6%)、操作者因子は28/32件(87.5%)、環境因子が15/30件(50.0%)、看護師因子が1/2件(50.0%)、その他が6/8件(75.0%)であり、転倒転落の原因として患者因子は予見可能なものが有意に少なく、予測不能なものが有意に多かった。また、操作者因子については予見可能なものが有意に多く、予測不能なものが有意に少なかった。予測不能な事故に関しては、検査時の医療スタッフの人数は影響していなかった。
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Yamatani, Y., Doi, T., Miyanishi, T., Nagayoshi, M., Yamada, E., Matsuura, Y., & Hashida, M. (2019). The Actual Condition of Fall Accident and Suggestion of Improvement for Accident Prevention in the Department of Radiology. Japanese Journal of Radiological Technology, 75(11), 1337–1346. https://doi.org/10.6009/jjrt.2019_jsrt_75.11.1337
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