Fundamentals of Metal 3D Printing Technologies

  • Koizumi Y
  • Chiba A
  • Nomura N
  • et al.
N/ACitations
Citations of this article
26Readers
Mendeley users who have this article in their library.

Abstract

   ミ ニ 特 集 金属系材料の 3 次元積層造形技術の基礎 小泉雄一郎 1) 千 葉 晶 彦 2) 野 村 直 之  中 野 貴 由   . は じ め に 3D プリンター,積層造形,アディティブマニュファクチ ャリング等と称される一連の技術が,設計から生産までの期 間の大幅な短縮,一品一品のサイズ・形状が異なる部材を大 量生産するマスカスタマイゼーション,部材形状の複雑さに 依存しない製造時間とコストなどを可能とする革新的製造技 術として注目されている (1) .積層造形技術は,造りたい 3 次元体の 2 次元スライス形状に沿って材料を結合させた層 を形成し,それを積み上げて結合していくことで 3 次元形 状をもつ造形体を得る技術であり,一般には 3D プリンター として知られる.これまでは,鑑賞,3 次元形状確認の支 援,製品を製造する前の試作等を目的とした造形に用いられ`` 援,製品を製造する前の試作等を目的とした造形に用いられ``Free Form Fabrication'' や ``Rapid Prototyping'' と 呼 ば れ てきたが,最近では,材料を逐次付加して 3 次元形状を得 て工業製品等の実用部材を製造する種々の技術と併せて Additive Manufacturing(AM,付加製造)技術と総称され世界 中で注目されている.AM 技術では,鋳造,切削,塑性加 工といった従来の成形加工技術では実現が不可能あるいは極 めて困難な形状でも成形が可能である.そのため例えば,設 計上は最高の部材性能を得るために最適とわかっていても工 程上の制限により実現しなかった形状に材料を成形すること が可能である.加えて,従来と同じ形状の部材を製造する場 合でも,()材料消費の歩留まりがよい.(鋳造では押し湯 や溶湯の流路で凝固して廃棄される部分,切削加工では切削 粉として廃棄される部分があるのに対し,AM では実部材 と少量の支持部材を構成するのに必要なだけの材料のみが消 費され,材料の消費を最小限に留めることができる. ) ,() 部品の在庫をなくせる.(造形用の材料と CAD データがあ ればいつでも部材を製造できるため,金型を用いた大量生産 の場合のように予備部材の在庫をもつ必要がない. ) ,()輸 送時間・エネルギー・コストの縮減(現状では大工場で製造 された部材が各地の組立工場に輸送されているものを,各地 に造形装置を置き原料のみを貯蔵しておけば,データを転送 して造形することにより現地で必要な部材を必要なだけ製造 でき,輸送の時間,エネルギー,コストが抑えられる. ) など の利点があり,製造業界で強い関心を集めている. しかしながら現状で実用化されている製品は,装飾品など の形状や外観が重要で大きな耐荷重を必要としない用途や, 破損しても深刻な問題とならない用途などに限られ,広い用 途で従来製法を代替するには至っていない.金属材料のポリ マーやセラミックスに対する最大の優位性である強靱性を活 かした用途での金属積層造形の実用化には高い耐久性の保証 が求められる.さらに言えば,積層造形体の強度や機能性が 従来製法で得たものより優れる場合も多く (2) ,積層造形プロ セス特有の組織形成を活用し,優れた材料が得られることも 期待されている.そのような優れた特性を再現性よく発現さ せ積層造形の可能性を十分に発揮させるためには,造形条件-組織-特性-性能の相関に関する知見を蓄積し,造形物の 特性の支配因子を解明し,特性保証の指針を確立することが 必要である.そのためにはまず,現在の金属積層造形プロセ スの基本的原理とその中で生じる物理現象を正しく理解する ことが不可欠であり,金属学の各分野の専門家の参画と協力 体制の構築が望まれる.本稿では,そのような協力の機会と なることを期待して,金属系材料の積層造形技術の基礎につ いて紹介する. . 付加製造(AM)技術の種類と金属積層造形 国際標準化機構による用語定義(ISO 52900)では,AM 技 術は,3D モデルデータから部材を製造するために材料を結 合するプロセスと定義され,以下の 7 つのカテゴリー,即 ち,Binder Jetting (BJT,結合剤噴射),Directed Energy

Cite

CITATION STYLE

APA

Koizumi, Y., Chiba, A., Nomura, N., & Nakano, T. (2017). Fundamentals of Metal 3D Printing Technologies. Materia Japan, 56(12), 686–690. https://doi.org/10.2320/materia.56.686

Register to see more suggestions

Mendeley helps you to discover research relevant for your work.

Already have an account?

Save time finding and organizing research with Mendeley

Sign up for free