Abstract
自己表出行動の操作や対人態度の傾向が,バーンアウトとどのように関係しているのかを明らかにす ることを目的に,全国の緩和ケア病棟に勤務する看護師を対象に郵送による質問紙調査を行った.質問 紙には日本語版バーンアウト尺度,セルフ・モニタリング尺度,他者意識尺度,情動的共感性尺度,内 的作業モデル尺度の5つの尺度を使用した. 対象全体では,バーンアウト得点が高いとより不安定な対人関係を示し,他者への意識がその人の外 面に向きやすく感情的な影響も受けやすいこと,年齢・看護師経験が低く同居をしていない割合が高い ことが示された.20歳代・30歳代・4 0歳代の年代別分析では,年代が異なってもバーンアウト得点の 高いほうが社交性が乏しく,内的作業モデルの表象は安定したものではなく,共感時には暖かい反応が乏しくより冷淡であるという示唆が得られた.しかしバーンアウトに陥っている群の中では,バーンア ウトの程度ではなく年代によって自己表出行動の操作や対人態度の傾向がそれぞれ異なっており,他の 年代と比べて特に20歳代に違いがみられた.
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Wada, Y., & Sasaki, Y. (2006). Characterization of Burnout and Interpersonal Relationships-Overall and Age-stratified Analyses of Nurses Working in Palliative Care Units-. Journal of Japan Academy of Nursing Science, 26(2), 76–86. https://doi.org/10.5630/jans.26.2_76
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