Abstract
目的 熟練助産師が分娩介助の経験を積みながら、どのようなreflectionをしているのかを明らかにする。対象と方法 解釈学的現象学を理論的背景として14名の熟練助産師に対して、参加観察及び面接調査を行った。結果 助産師のreflectionは、分娩介助しているプロセスの中で行われるreflectionと、介助の終了後に行われるreflectionに大別された。そして介助のプロセスの中で行われるreflectionは、予測外の展開や不確かな状況を気がかりとして感知するかどうかによって違いがみられた。まず、気がかりを感知した状況では、助産師は過去の経験知から様々な手段を携えて試行していく【様態1:試行を生み出すreflection】を行っていた。一方、正常に経過、進行していく想定内の状況においては、気がかりを感知せず、自身の経験知や身体感覚を復元させて瞬間的に介助行為に取り入れる【様態2:状況との融合を生み出すreflection】を行っていた。そして介助行為の後には【様態3:鏡映的に自己を客観視して洞察するreflection】を行っていた。【試行を生み出すreflection】は2つのテーマ、 に整理された。【状況との融合を生み出すreflection】は2つのテーマ、 に整理された。【鏡映的に自己を客観視して洞察するreflection】は5つのテーマ、 に整理された。結論 熟練助産師のreflectionは3つの様態、【試行を生み出すreflection】【状況との融合を生み出すreflection】【鏡映的に自己を客観視して洞察するreflection】に大別できた。(著者抄録)
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KAMIO, C., & SHIMADA, K. (2016). Reflection of the care for childbirth made by expert midwives. Journal of Japan Academy of Midwifery, 30(1), 17–28. https://doi.org/10.3418/jjam.30.17
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